ザクロのビールができました |
日ごろダリア食堂でビールを置かせていただいている
茨城の蔵元、木内酒造さんへ
DALIAオリジナルのビールを造りに行ってきました◎
今回はイランのザクロエキスを入れたザクロビールです。
黒ビールがベースの深い味わいで、
モロッコ料理ととても良く合います
数に限りがありますのでお早めにどうぞ!
上野から約2時間、そばの花が咲くのどかな田園風景をみながら
単線の電車で常陸鴻巣駅へ。
駅からすこし歩いて趣のある木内酒造さんに到着。
文政6年の創業から183年の木内酒造さん
古くからの伝統を守りながらも新しいことにも柔軟に取り組まれています
ビール作りの工房も
大正時代の酒蔵に
ぴかぴかのタンクがずらり*
今回わたし達はDALIAでも人気のイランのザクロエキスを配合する
ことにしました。4種類のベースからスタウト(黒ビール)を選びレシピを作ってもらいます。5種類の麦芽を計量し、大きな機械で粉砕します。麦芽は、そのままでもかりかり香ばしくておいしかったです◎
粉砕した麦芽はタンクの中の55℃のお湯に入れて「糖化」させます。
撹拌しながら麦汁を出し入れして温度を調整し、最後に65℃まで温度を上げてそのまま保温し休ませて40分ほど発酵させます。
その間にいただいたのがこのお野菜たっぷりのごはんです。
ビール造りによってでた麦芽の粕を寝かせてその肥料で野菜を育てているとのこと。
一つ一つ手が込んでいるお料理おいしくいただきました。
さて、おなかがいっぱいになったところで今度は発酵したビールを「ろ過」します。
作業工程は全部で4時間。ビール造りはなかなか大変なのです*
下の蛇口から麦汁を受けて静かにそれを上からまんべんなく回しかけて10分ほど繰り返し循環させ、麦芽の層をつくります。その後じょうろのシャワーで粕に熱水を回しかけ、糖分を抽出し、(右の)煮沸釜に麦汁を移動させます。
工房内には甘く香ばしい香りがたちこめます。
その後、麦汁を殺菌そして深い味わいのため煮沸します。
その間ビールに苦味と風味をあたえるホップ、そして最後にザクロエキスを加え
わたしたちのできる作業はおしまい。
その後の作業・・・冷却 - 酵母添加 - 醗酵(1週間)-
熟成(2週間)- 瓶詰めは木内さんにおまかせです。
ビール造りを終えた後は工場見学をさせていただきました。
最新の機械や大きなタンクがならぶ工場ですが、
手作業のあとなので工程がよくわかります。
できたてのビールも試飲させてもらってみんなすっかりいい気分◎
工場からの帰り道、茨城といえば栗!ということで急遽栗拾いと
その木の元に咲き誇るダリア摘みまでさせていただいたのでした。
社長さんありがとうございました。
こんどまた新たなオリジナルビールを造りに木内酒造さんを訪れるときはこちらでもお知らせする予定ですので、興味をもたれた方は
ぜひご参加くださいませ◎