2009年 09月 03日
DALIA Event Live Vol.14 「暮らしの音 信仰の音」 |
DALIA Event Live Vol.14 終了しました。ご来場をありがとうございました。
「暮らしの音 信仰の音」
Tenzin Choegya × 伊藤公朗 × Shen Findell
2009 年10月2日 (金) at:DALIA
Open 18:00 Start 19:00 ~
前売り¥3.500 当日¥3.800
※共にチベット料理の軽食付き。チベット・インドにちなんだドリンクも取り揃えています。
○ご予約・お問い合わせ・・・世界の手仕事+食堂 DALIA
東京都中央区日本橋大伝馬町2-9
E-mail :post@dalia58.com
Tel 03-3663-3021 / Fax 03-3661-5196
ヒマラヤ山脈、その峰々に抱かれながらチベット高原に生きる人々の暮らしは、古来より壮大で美しい自然と仏教によって育まれてきました。そんな大自然の中から生まれた「チベット音楽」は、日々の暮らしと信仰が密接に繋がっており、労働歌や婚約者へ捧げる唄と「大地に根ざした暮らしそのもの」が表現されています。一方その南西に位置するインド亜大陸の「ヒンドゥスタ-ニ音楽」は、ペルシアの影響を受けながら誕生したといわれる歴史の産物であります。かつての宮廷音楽・芸術音楽の中心を担っており、古代インドの音楽家は高い次元に位置づけられその音はまさに純粋な神々への讃歌であり、また神々と一体化するための手段ともされていました。10月のDalia Liveには、チベットの素朴で味わい深い音色の楽器と共に、Tenzin Choegyalが来日、「世界の平和」を願い演奏します。世代から世代へと伝承されてきた素朴な「チベット民謡」と芸術性の高いドラマティックな「北インド古典音楽」の融合をご堪能ください。
●「ダムニエン」 チベット 撥弦楽器
胴体部分は桃の木やサンダルウッド(檀木)を刳り抜いて作られその上に動物の皮が張られる。長い竿にはフレットがなく伴奏用の楽器である。 チベット語綴り「sgra snyan」直訳で「美しい音(を出す楽器)」という意味を持つ。
●「シタール」北インド古典 撥弦楽器
およそ700年前にできた楽器。シタールの胴は干瓢をくり抜いて加工し、棹紫檀またはチ-ク材でできた長い竿弦がついている。弦は全部で20本 程あり、そのうちの11~13本位は共鳴弦とされる。「ラーガ=旋律」(心を彩るという意味)をはじめ様々な約束ごとを厳守しながら、つねに演奏者の今を即興で表現している。また演奏家による微妙な音使い、様々なテクニックと装飾音の表現がみどころである。
【 Tenzin Choegyal プロフィール】
チベット民謡・ドラニエン/リンブ glingbu (横笛)
チベット出身。子供の頃に親に連れられラサを脱出、ヒマラヤの麓ダラムサラで育つ。10年前から世界各地で音楽活動を始める。独特なリズムをきざむ民族楽器「ドラニエン」を伴奏に、彼のエネルギッシュで情熱的なバイブルをもつ唄声は、聴く人の心を魅了する。またチベット民謡をベースにオリジナル曲も手がけ、ワールドミュージックユニット「Tibet2timbuk2」ではチベット民謡のルーツの音楽を軸に、タブラ、ギターとのセッションで新たなグロ-バルミュージックに挑戦している。ダライ・ラマ14世提唱による「世界聖なる音楽祭2001」(インド・バンガロール)に出演。その後もオーストラリア・ニュ-ジーランドで開催される文化イベント・コンサ-ト及びミュージックフェスティバルに多数出演。現在オーストラリアを拠点に世界各地で活動中。
ホームページ→http://www.tenzinchoegyal.com
【 伊藤公朗 プロフィール 】シタール
1953年、愛媛県の禅寺で生まれる。1977年、ガンジス河上流のヒンドゥー教の4大聖地の一つ、バドリナート寺院に住むビーン奏者でもある聖者、D.R.Parvatikar(D.Rパルワティカル)に弟子入り。ガジス河上流の聖地でシタールを学び始める。インドでも滅多にいないナーダヨギ(音楽を通し修行する僧侶)である師と共に、インド各地のヒンドゥー教の聖地を巡礼しながら5年間のヨギ生活を送る。1982年からハイデラバードにてシタール奏者、K.Atmaram(アンドラ・ブラディッシュ州立音楽院教授)に師事。「世界聖なる音楽祭」2001(広島・厳島神社)に出演。現在、宗派を越え寺院での法要仏事での演奏、日本各地でインド古典音楽の演奏、他のジャンルの音楽家とのセッションと様々な分野にて勢力的に活動している。2000年に発表したオリジナル1stアルバム「YATORI」に続き北インド古典音楽「BHAIRAVI」、「ALAKNANDA」をリリース。
ヒマラヤの日々を綴った「ヒマラヤ音巡礼」も出版している。 ホームページ→ http://sitar.cool.ne.jp/
【 Shen Findell プロフィール 】タブラ
1994年よりオーストラリアにて、シュリー・デヴ・バタチャリヤよりタブラを習い始める。その後まもなく渡印。聖地ベナレスにて、ベナレスガラナ(流派)のタブラ奏者カビラジ・アシュトーシュ・バタチャリヤに師事。伝統的な古典音楽のスタイルに従い女神サラスワティ、そしてタブラへの深い敬意、師匠から受けた偉大な祝福への感謝を表す演奏でインド音楽界において才能を表す。タブラソロに加え、声楽、カタックダンスの伴奏、南インド音楽やダンスの伴奏と様々なシ-ンで演奏している。また主宰の「エスノスーパーラウンジ」では、音を通じた一体感をテーマに音を共有する空間を手がける。ワールドミュ-ジックユニット「Tibet2Timbuk2」、宮下節雄らと共演し4枚のCDをリリ-ス、数々のCDにゲスト参加。現在はオーストラリアを拠点に毎年日本とインドに渡り、各国の音楽家と共演している。また近年『アシュ・バブ・メモリアル・ タブラスクール』を設立、子供から大人までの指導にあたる。
ホームページ→http://www.ethnosuperlounge.com/ja/index.html
「暮らしの音 信仰の音」
Tenzin Choegya × 伊藤公朗 × Shen Findell
2009 年10月2日 (金) at:DALIA
Open 18:00 Start 19:00 ~
前売り¥3.500 当日¥3.800
※共にチベット料理の軽食付き。チベット・インドにちなんだドリンクも取り揃えています。
○ご予約・お問い合わせ・・・世界の手仕事+食堂 DALIA
東京都中央区日本橋大伝馬町2-9
E-mail :post@dalia58.com
Tel 03-3663-3021 / Fax 03-3661-5196
ヒマラヤ山脈、その峰々に抱かれながらチベット高原に生きる人々の暮らしは、古来より壮大で美しい自然と仏教によって育まれてきました。そんな大自然の中から生まれた「チベット音楽」は、日々の暮らしと信仰が密接に繋がっており、労働歌や婚約者へ捧げる唄と「大地に根ざした暮らしそのもの」が表現されています。一方その南西に位置するインド亜大陸の「ヒンドゥスタ-ニ音楽」は、ペルシアの影響を受けながら誕生したといわれる歴史の産物であります。かつての宮廷音楽・芸術音楽の中心を担っており、古代インドの音楽家は高い次元に位置づけられその音はまさに純粋な神々への讃歌であり、また神々と一体化するための手段ともされていました。10月のDalia Liveには、チベットの素朴で味わい深い音色の楽器と共に、Tenzin Choegyalが来日、「世界の平和」を願い演奏します。世代から世代へと伝承されてきた素朴な「チベット民謡」と芸術性の高いドラマティックな「北インド古典音楽」の融合をご堪能ください。
●「ダムニエン」 チベット 撥弦楽器
胴体部分は桃の木やサンダルウッド(檀木)を刳り抜いて作られその上に動物の皮が張られる。長い竿にはフレットがなく伴奏用の楽器である。 チベット語綴り「sgra snyan」直訳で「美しい音(を出す楽器)」という意味を持つ。
●「シタール」北インド古典 撥弦楽器
およそ700年前にできた楽器。シタールの胴は干瓢をくり抜いて加工し、棹紫檀またはチ-ク材でできた長い竿弦がついている。弦は全部で20本 程あり、そのうちの11~13本位は共鳴弦とされる。「ラーガ=旋律」(心を彩るという意味)をはじめ様々な約束ごとを厳守しながら、つねに演奏者の今を即興で表現している。また演奏家による微妙な音使い、様々なテクニックと装飾音の表現がみどころである。
【 Tenzin Choegyal プロフィール】
チベット民謡・ドラニエン/リンブ glingbu (横笛)

ホームページ→http://www.tenzinchoegyal.com
【 伊藤公朗 プロフィール 】シタール

ヒマラヤの日々を綴った「ヒマラヤ音巡礼」も出版している。 ホームページ→ http://sitar.cool.ne.jp/
【 Shen Findell プロフィール 】タブラ

1994年よりオーストラリアにて、シュリー・デヴ・バタチャリヤよりタブラを習い始める。その後まもなく渡印。聖地ベナレスにて、ベナレスガラナ(流派)のタブラ奏者カビラジ・アシュトーシュ・バタチャリヤに師事。伝統的な古典音楽のスタイルに従い女神サラスワティ、そしてタブラへの深い敬意、師匠から受けた偉大な祝福への感謝を表す演奏でインド音楽界において才能を表す。タブラソロに加え、声楽、カタックダンスの伴奏、南インド音楽やダンスの伴奏と様々なシ-ンで演奏している。また主宰の「エスノスーパーラウンジ」では、音を通じた一体感をテーマに音を共有する空間を手がける。ワールドミュ-ジックユニット「Tibet2Timbuk2」、宮下節雄らと共演し4枚のCDをリリ-ス、数々のCDにゲスト参加。現在はオーストラリアを拠点に毎年日本とインドに渡り、各国の音楽家と共演している。また近年『アシュ・バブ・メモリアル・ タブラスクール』を設立、子供から大人までの指導にあたる。
ホームページ→http://www.ethnosuperlounge.com/ja/index.html
by dalia58
| 2009-09-03 20:04
| 音